【レビュー】『ペーパーテイルズ』ドラフトで手に入れたカードで隊列を組んで戦争、収入、建築、経年でポイントを稼げ!盛者必衰ボードゲーム!
ども、らびまるです。
今回は久々の個人的大ヒット!!!『ペーパーテイルズ 』を紹介します!
基本情報
ゲーム名 | ペーパーテイルズ / PAPER TALES |
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対象年齢 | 12歳以上 |
プレイ人数 | 2〜5人 |
プレイ時間 | 30分 |
ざっくりルール説明
ドラフトでカードを5枚手に入れて、そのカードで隊列を組んで、戦争や建築やカードの能力でポイントを稼ぎます。これを4ラウンド繰り返して最もポイントの多い人が勝ちです。
カードにはコスト、戦闘力、能力が書かれています。
能力には「資源の生産」「金の獲得」「勝利点の獲得」「戦闘力の増減」「経年の増減」等がありますが、カードの種類が多すぎるので割愛。
ドラフトで手に入れた5枚のカードで隊列を組みます。隊列は前衛と後衛に分かれていて、それぞれ2枚ずつ配置できます。
カードを配置するときは伏せて配置します。また配置にはコストを支払う必要があります。初期資金として全員3金もらえるので第1ラウンドからコスト3までは配置可能です。余ったカードは1枚だけ次のラウンドに持ち越せます。残りは捨て札にします。
全員が隊列を組んだら両隣のプレイヤーと戦争が始まります。戦争では両隣それぞれのプレイヤーと前衛カードの戦闘力の合計値を比較します。同点以上の場合勝利となります。勝利する毎に3ポイント貰えます。つまり両隣に勝つと6ポイントもらえます。
戦争が終わると収入フェイズに移ります。収入では全員2金獲得できます。その他、カードや建物の効果でお金を得ることもあります。
生産が終わると建築フェイズです。建築では、資源や金を払って建物を1軒だけ建築またはアップグレード(レベルを1から2に上げる)することができます。建物は5種類あり、それぞれ異なる強力な能力を持っています。また建物にはレベルが2段階あり、一度にレベル1とレベル2の両方のコストを払えるなら一気にレベル2の建物を建ててもOKです。1軒でもレベル2の建物を建築すると、次のラウンドから前衛に追加で1枚(合計3枚)カードが配置できるようになります。強い!
ただし2軒目以降の建物の建築は土地コストが発生し、これまで建築した建物1軒につき2金支払う必要があります。
建築が終わると経年処理を行います。自分の配置しているカードでまだ経年カウンターが置かれていない全てのカードに経年カウンターを置きます。
すでに経年カウンターが置かれているカードは死にます。つまり、どんなに強いカードも2ラウンドで死にます。ただし、経年で死ぬ時に強力な効果を発動するカードもあり、経年を駆使してポイントを稼ぐこともできます。この経年が悩ましくて面白いです。
経年処理が終わったらまたドラフト→配置→戦争→収入→建築→経年…を繰り返します。
感想
店員さんに猛烈にオススメされ、二人からできるとのことだったので購入!妻と二人で遊んでみました。
二人プレイだと少しルールが変わるのですが、だいたい一緒なので割愛。
ルールを読んでもゲームの全貌が見えず、とりあえずやってみることに。
1ラウンド目のドラフト中は何をしたらいいのかサッパリ分からず、「これ本当に面白いのかな…」と不安になりました…が、ドラフトを終えて隊列を考えている時に「あ、コレ面白いやつだ」と衝撃が走りました。この衝撃は初めてドミニオンをやった時以来です。
似たゲームとして挙げられる「世界の七不思議 / 7Wonders」は何回やっても面白さに気付けず手放してしまいましたが、ペーパーテイルズは面白いと感じました!
確かに似ている部分もありますが、ポイントの獲得方法が比較的わかりやすいのと、ドラフトして終了ではなく、そこから手に入れたカードで隊列を組む自由度があって、たった4、5枚なのにトレーディングカードゲームのデッキを組むような楽しさが毎ラウンド味わえるところが面白く気に入りました!
1ゲーム目は妻の圧倒的な戦闘力で戦争には負けまくりましたが、鉱山で地道にポイントを稼いで僅差でらびまるが勝利しました。その後の感想戦が異様に盛り上がり、その時点で深夜12時を過ぎてましたがそのままの勢いで2戦目に突入!次は1ゲーム目以上に戦争でボコボコにされて妻が勝利しました。その時点で夜中の1時。とりあえず布団に入りましたが、寝ながらしばらく感想戦が続き、ハイになって寝付けませんでした。
評価
2人プレイ時
★★★★★★★★☆☆(8/10)
2人プレイ専用じゃないのに面白いです!気持ちとしては★10つけたいですが、もう少し遊んで判断したいと思います。BoardGameGeek でベストとされている4人プレイが楽しみです!
「世界の七不思議 / 7Wonders」が合わなかった人もこれは楽しめるかもしれないので一度やってみてほしいです。
あまりにも面白かったので拡張もポチっちゃいました。拡張の方も遊んだらレビューしたいと思います!